“1回6秒”の筋トレダイエット
vol.3:加齢とともについた
おなか×背中のお肉を撃退!

2019.01.17

前回は冬太りの原因を探りましたが、体形の変化は季節だけではありません。加齢とともに「アレ?こんなところに!?」と、いままで気にも留めていなかった部分に脂肪がつきやすくなりませんか? 例えば、下腹や脇腹、背中……。

『Salon C』ビューティディレクターの境貴子さんによると、おなか周りをスッキリさせたければ背中の筋トレはマスト。今回は、加齢による体形変化の予防法やおなか痩せのエクササイズを教えていただきました。

加齢とともにおなかや背中に
お肉がつくのはなぜ?

加齢

昔とさほど変わらない生活をしているつもりでも、「お気に入りだった洋服が着こなせなくなった」「鏡越しに見た背中がなんだか丸い……」など、ふとしたときに感じられる体形の変化。多くの女性の体を長年施術してきた境さんいわく、“筋肉の衰え”が原因のひとつとして考えられるそう。

加齢とともに筋力が落ちてしまい、基礎代謝量がどんどん低下していくといわれています。するとますます消費エネルギーが減少し、血液の循環量が低下するという悪循環に。また女性の場合は、女性ホルモンの分泌量も加齢によって低下することも影響するかもしれません。

特に体のなかでも背中にある“広背筋”はもっとも大きな筋肉のひとつ。そして、背中の筋肉が衰えると必然的におなかがぽっこりしてしまうのは、以前ご紹介したとおり。こうして加齢とともに下腹や背中にお肉がつきやすくなってしまうのです。

肩こりのセルフチェック法

さらに筋肉が衰え、血流が悪くなると太りやすくなるばかりでなく、姿勢が悪くなり、肩こりの原因にもなりやすいのだとか。

ちなみに、肩がどのくらいこっているかどうかは、まっすぐ立ったときの手のひらの向きでわかるそう。

肩をすとんと落としてラクな姿勢で立ったときに、手のひらが後ろ向き(手の甲が正面)になっていたら、こっている可能性が高いです。手のひらが正面を向いているほうが肩が内向きにならず、肩甲骨も開いてきます。

猫背だと手のひらは背中側を向きがち。背筋が伸びていると手のひらは自然と体の正面側に。

肩がこると背中周りの筋肉が張ってますます血流が悪くなってしまうので、こまめにストレッチをするなど、日ごろからケアし続けることを心がけたいものです。

6秒筋トレを続けるコツ

境さんが考案した6秒筋トレは家で手軽にできるので、年配の方でも続けやすいエクササイズ。しかも、毎日続けなくても2〜3日おきでOKというのも挫折しづらいポイントです。

とはいえ、この6秒筋トレですら続けられなかったら……という逆プレッシャーが。ご自身も6秒筋トレを2か月続け、8キロ痩せた境さん。続ける秘訣は?

継続するためのコツは2つ。まず1つ目は、周りの人にいわずに気軽に始めてみること。ダイエットに成功したタイミングで公表することを推奨しています。そのほうが“気負わず”がんばれるはず。2つ目は、何かのついでとして“習慣化する”こと。通勤中や歯磨きとセットにするなど、筋トレの時間をわざわざつくるのではなく、日常生活に組み込むのがオススメです。

境さんによると、年を重ねても体形が変わらない人は、寝る前にストレッチをするなど、ちょっとしたケアを生活習慣に取り入れているといいます。

そこで今回は、寝る前にベッドに横になった状態でできる、おなか痩せのための背中の6秒筋トレを教えていただきます。

【ウエスト×背中の6秒筋トレvo.3】

1、仰向けになり、ひざを曲げる
仰向けになって、両脚を閉じます。つま先は揃えた状態で両ひざを曲げます。両腕は体側に揃え、手のひらを床につけます。

2、両脚を上げ、太ももの裏を抱える
両脚を上げて、両手で太ももの裏を抱えて背中を丸めます。息を吸いながら、背中に全身で力を込めて6秒キープ。息を吐きながら、ゆっくり力を抜いて1に戻ります。

 

両脚を上げ、太ももの裏を抱える

ポイントは首を倒さずに、背中と一緒に丸めること。広背筋のなかでも特に背骨に沿った部分の筋肉にアプローチできます。年だからと諦めるのではなく、日々の暮らしのなかで上手に自分の体と向き合っていきたいですね。

ライター:佐々木 彩子
大学卒業後、商社にて海外貿易業務に従事。その後、株式会社メディアジーンに入社。2011年、女性向けウェブメディア「MYLOHAS(マイロハス)」編集長に就任。2015年よりエキサイト株式会社にて「ウーマンエキサイト」のデスクを担当。出産・育休を経て、フリーランスに。

この記事の監修者

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境貴子

美容研究家。1977年、東京生まれ。世界各国にあるエステや美容法を実地検証しながら勉強を重ねる。数々の美容本やコラムの制作に携わる傍ら2010年、ビューティリメディサロン『Salon C』を設立。現在、東京港区2店舗、大阪1店舗の3つのサロンを展開している。2011年、スキンケアオイル『ホットモデリングオイル』の開発にも携わり、マッサージオイル、バスソルトなど、幅広くプロデュース。女性美の探求に努めている。著書に『6秒筋トレダイエット(マガジンハウス)』『6秒の筋トレで、みるみる下半身がやせる本(PHP研究所)』『6秒の筋トレで、おなかと二の腕がスッキリやせる本(PHP研究所)』がある。

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